【生まれながらの自然探究者、自閉症】

 

高校時代の冬休み、いよいよ本格的に受験に差し掛かってきたころ、図書館に置いてあった本にふと、目が行きました。

その本は、自閉症やダウン症などの、一般に”障がい者”と言われる人々についての本でした。

その後、自分なりにいろいろな本を読んで、彼ら、特に自閉症スペクトラムの人々の、自然の本質を深く、鋭く洞察する才能の素晴らしさに僕は今、注目しています。

 

まず、自閉症スペクトラムの人々の持つ、自然探究への非凡な才能について。

天才的偉業を残してきた科学者たちの多くが、現代の基準からすれば自閉症的傾向があった、とよく言われることがあります。

 

物理学者の例でいうと、まずはヘンリー・キャベンディッシュ。

彼は、自分の興味ある化学や物理のことになると異常なほどの知識を持ち、時にはそれについて嬉しそうに話すこともあったそうですが、

日常生活では人とは顔を合わせるのは極力避けていたと言われています。

 

次に、アインシュタイン。

彼は発語が非常に遅く、学校でも、興味ある分野とそうでない分野で成績が両極端でした。

 

最後に、ポール・ディラック。

彼は、量子力学の黎明期からその発展まで長く活躍した物理学者ですが、

彼もまた非常に寡黙で、球技などのスポーツはからきしダメだったようです。

 

自閉症スペクトラムの特徴は、

 

人づきあいが苦手

狭い分野へに限定された興味

感覚過敏または鈍感さ

 

などが挙げられます。

 

しかし科学者に限らず、自閉症と診断されている人々の本を読んだりすると、その自然の本質を深く、鋭く洞察する才能の非凡さに、非常に驚かされます。

 

彼らがもっと活躍できる世の中になれば、科学の発展などの社会貢献のみならず、彼ら自身が、彼らの特性を生かして、今よりもっと生き生きと、より豊かな日々を過ごせるようになると思うのです。

 

ところで、日本の教育制度には、

「18歳以上でないと大学に入れない」

「新しい科学の地平を拓くという、科学の本当に創造的な面とは関係しない、あまり本質的でない入試制度」

「才能ある者が、先に進んで勉強しにくい」

という現状があります。

 

さらに、本当は才能があるのに、人の話を聞くのが苦手な傾向の強い彼らにとって、今の、大人数制の授業のあり方は合っていないと考えられます。

 

このような考察から、私は、年齢制限を撤廃し、彼らの興味ある分野を思いっきり学べる教育機関の必要性を感じています。

実際、日本における、天才児のための教育制度の不充実は昔から言われてきたことですし、

アメリカやヨーロッパには天才児たちが生き生きと過ごせる教育機関はあるのに、日本で同じことができない理由が見当たりません。

 

そのために、まず、自分にできることは何か?を考え、始めることにしたのが、

この、

【天才発掘プロジェクト!】discover-genius

です。