【京都大学理学部って、どういうとこ?】

私が毎日通っている、京都大学理学部。

まず、”緩やかな専門化”がモットーであり、全国でも珍しい、理学部理学科の一学科制となっています。

ただ、2回生から3回生に進級するとき、東大の進学振り分けのように、数学系、物理学系、化学系、生物系、地学系の5つに分かれます。これは、”系登録“と呼ばれています。

特に数学系や物理系、化学系志望の方は、1回生の内に行きたい系を見据え、後で説明するコースツリーを見て、その系の課す単位を取っていきましょう。

(これらの学問は、”積み重ね”がある程度重要になってきます)

系登録前の2回生後期から本格的に専門課程の勉強が始まるので、しっかり実力をつけておきます。

“系登録”は主に、「その系の課す単位をちゃんととっているか?」が評価されます。(私は物理ですが、数学系は系登録試験があります。)

重要な科目は、それらの成績もある程度評価されますが、そこまで神経質にならなくても良いです。

(また、系登録のためには、クソ人社科目を6コマ履修する必要があります。まあ、人社科目はテキトーに単位だけとっておいて、自分の好きな勉強に集中しましょう!)

 

【どんなことが学べるの?

 

ここにゴタゴタ書くよりよほどわかりやすいので、こちらをご覧ください

何か疑問点などあれば、メールで受け付けます。私が物理系なので、物理に関しては特に、詳しく伝えることができます。

これは京大理学部のコースツリーと呼ばれているもので、学年が上になるに従って、基礎的な科目から研究の最先端へと向かっていきます。

 

【授業料】

 

授業料は、理学部に限らず京大の他の学部でも、年間535,800円です。

入学料は、282,000円かかります。

公式サイトから引用しました。

授業料免除という制度があり、klasisという、公式の京大生専用サイトで3月、あるいは9月中旬頃に申請します。

(加え、吉田寮は月2800円、熊野寮は月4100円で寄宿できます。光熱費込みです。経済選考というものがあり、低所得者層は優遇されます。別に、お金なんてなくても大学で勉強できます。是非京大にチャレンジしてください。)

 

3月に前期後期一括申請をすれば、年に一回申請するだけでOKです。

全額免除または半額免除を受けることができ、

大学で自分なりに勉強していれば、だいたい合格します。

(+親の収入の多寡も影響します)

授業料免除のために頑張らなきゃ、と神経質になる必要はない、という意味です。(あと、よいGPAをとるために楽単ばかり履修するというのはやめた方が良いです。授業を受けるのは、自分のためです。)

詳しくは京大公式サイトをご覧ください。

 

【入試はどうなの?】

 

入試制度については、こちらの配点を見ていただけばわかるように、センター試験225点、二次試験975点となっており、センター試験はあまり重視されません。

そして二次試験の配点の内、数学が300点、理科が二科目(例えば物理と化学)で300点であり、計600点と、かなりの部分を占めます。

合格最低ラインは720点程度なので、ハッキリ言って、理系科目さえ出来れば、受かります。

そのうえ、入試で点数がとれたからと言って、入った後に学ぶことが理解できるか、さらに、その先研究者としてやっていけるか、ということとはほとんど関係がありません。

このことは、多くの先生方が繰り返しいう事でもあります。

 

逆に言えば、無理して入っても、その後勉強について行けないと面白くないということです。

京大受験に限らず、どんな試験でも、そのための勉強はほどほどにして、大学に入った後、その先何を学びたいか?をしっかり考えて受験に臨んで下さい。

 

(+工学部情報学科は、コンピュータの基礎原理から応用まで幅広く、詳しく学ぶことができるようです。数理系と応用系の2つの系があり、特に数理系は、理学部の数学や物理のようなことも結構できるみたいです。最近の情報技術の需要の高まりもあり、おススメの学科の一つです。)

 

さらに、高校までの物理や数学は確かに基礎になるものですが、それだけ勉強していても、互いの理論などの”つながり”が見えにくいですし、大学で学ぶことをやって初めて、”学問”をしている、という実感が湧いてきます。加えて、その”つながり”が見えてくると、さらに学ぶことが面白くなってきます。

 

学校の勉強だけだと飽きたらない!

と思う人は、ぜひ本屋に行って大学の教科書でもチラ見してみてください。

このサイトなんかも参考になりますね!

 

最後に、個人的に、感動した授業を挙げておきます。

 

物理化学(量子論)

(名前は失念。けど顔と授業風景は、鮮明に思い出します。)

僕が、初めて量子力学に触れた瞬間でした。

量子力学の描く世界観のミステリアスさに悩みぬきました。いや、これからも悩み続けます。

当時の僕にとっては難しいと感じた授業でしたが、刺激的な半年でした。

 

解析力学1 畑 浩之

世界の対称性からエネルギーなどの保存量が導かれるという、ネーサーの定理を理解しました。この定理は、素粒子論などにまで及ぶ、重要な意味を持ちます。個人的に、最も美しい定理(というよりは、保存量を規定するという意味で原理に近い)のひとつだと思います。

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